衰退と滅亡が分かる本
指摘に説得力と真実味があり、とても参考になりました。本書を通して幾度となく遭遇するハメになる衰退と滅亡。日本人という民族性と今何と本当に向き合うべきなのか?否応なしに考えさせられました。衰退と滅亡の合言葉は
「硬直」⇒ 「傲慢」⇒ 「浪費」⇒ 「汚職」
この順番だと思うんですがどうですかね?
本書=純粋にカッコイイ+投資家の視点+歴史観+市場主義
南極を除く大陸の計116カ国を3年かけて特注のメルセデス・ベンツで走破すた投資家ジム・ロジャースの旅行記である。先ず、何と言っても、この壮大なアドベンチャーをやってのけるジム・ロジャースはカッコイイ。
また訪問する国々に投資するか否かを判断する視点(規制で雁字搦めになっていて、おびただしい官僚主義が蔓延っている国、腐敗だらけの国、年齢から見た人口構成、自国通貨に対する受け止め方等々)に関する記述が興味深い。
更に、この本の随所にちりばめられた、大きな流れで捉える卓越した歴史観と、政府やNGO等の経済への関与は戦争や貧困等諸悪の根源であると糾弾する、徹底した市場信奉主義の観察眼は非常に興味深い。
例えば、チャリティとしての古着のTシャツが仲介人を経てアフリカ諸国で売られるということが、これら国々の経済にどのような影響を及ぼしているのかに関する視点は、”The Travels Of A T-Shirt In The Global Economy: An Economist Examines The Markets, Power, And Politics Of World Trade” (Pietra Rivoli 著)の考察と比較して読んでみるのも面白いだろう。
とにかくおすすめ
富、名声、改造ベンツ、ブロンド美人の恋人・・・そして世界一周・・・・
参りました。貴方はカッコよすぎます。もう言うことは何もありません。
投資の視点を学べる旅行記
投資家の視点で世界の国々を紹介してくれる。株式のほかに商品や不動産なども扱っている。国の体制を見て投資判断をする。国家の分裂・消滅などを予測するなど視点が広い。IMF、世界銀行はなくなったほうがいいなど、いくつかの提言も読める。全て車での移動なので国境を越えるときなど苦労した様子。命のリスクを取って戦争を行っている地域も通り過ぎたりしている。飛行機やバスでの移動による観光を少しだけ見下している。世界の現状を見るにはやはりそこに足を運ぶ必要があると思う。森蔵もいろいろな国に行ったけれど、イメージと現実が違うことが非常に多かったし、遺跡などを見るとその国の文化の深さを体感できる。
変化を予測するということ。。。
この本を読むと、ジム・ロジャースがどうような思想で投資判断をしているのかがよく分かります。それは、簡単に言うと、変化することを前提に投資対象の価値変化を予測する、ということですが、予測の仕方がジム独特です。そして、予測する際の姿勢として、ダイナミックなものをあるがままの形で把握しようとするバイタリティには感嘆させられます。この本は彼の2回目の世界一周を記述したものですが、1度のみならず2度目の世界一周をしようと考えるに至った理由も、世界の変化を自分の目で確かめようしたからだと思います。 私は、この本を読んで強く影響を受け、同じように世界一周をしてみたいと切に考えるようになりましたが、ジムのような自分なりのしっかりした視点を持ちつつ旅を続けられる自信がなく、いまだ計画は具体化されていません。。。 ところで、今回一緒に旅した奥様は3人目だそうで、そういう面では苦労されているようで、なんとなく親近感を持ちました(?)。
日本経済新聞社
大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代 冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 日経ビジネス人文庫 (日経ビジネス人文庫) A Bull in China: Investing Profitably in the World's Greatest Market マンガ ジム・ロジャーズ~冒険投資家に学ぶ世界経済の見方 (ウィザードコミックス) 冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 (日経ビジネス人文庫)
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